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周囲を巻き込み成果にレバレッジをかける7ステップ

■「仕事の量や責任(部下の数も含む)」は増えていくが、

自分のために使える時間が減っていくという反比例が起きる中、

リーダーが仕事で成果を出していくにはどうしたらいいのか?

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それは、成果(目標達成)にレバレッジをかける。

成果を出す究極のレバレッジは、人をマネジメントすること。

究極のタイムマネジメントは、できる人の力を借りること。

 

成果を出すための時間の使い方は2つしかない。

「自分の時間」を通して実現するか。

「他人の時間」を通して実現するか。

 

成果(目標達成)にレバレッジをかけるとは、

周囲を巻き込むということ。

・人に任せられることは人に任せる。

・協力者を探し、協力を引き出す。

・自分にない能力は、人から借りる。

 

では、目標達成する人は、

なぜ協力者を探し、協力を引き出すのが上手いのか?

それは、一人では何もできないことがわかっているから。

「人間一人で生きているわけではない」と言われるように、

会社も一社で成り立っているわけではなく、

仕事も一人で成果を出し続けるには限界がある。

 

■目標達成のためにレバレッジをかける7ステップ

(1)

「今自分が求めている成果とは何か?」を明確にする

 

(2)

「その成果を出すために、

何をしなければいけないか?」を考える

 

(3)

「しなければならないこと」に対して

「どんな能力やスキルが必要か?」を考える

 

(4)

「自分にしかできないこと」

「自分でなくてもできること」

「自分にはできないこと」を区別する

 

(5)

組む相手を考える(協力者を書き出し)。

「自分にしかできないこと」以外を

誰に任せるのかを考える。

指示・命令や権威だけで、お願いをできる場合もあるが、

たいていの場合は、

人間力やメリット・デメリットで

協力を得られるかどうかが決まる。

特にビジネスでは、メリット・デメリットで、

判断されてしまうことがほとんど。

 

(6)

協力者に与えられるものを明確にする。

人の協力を引き出すには、

一方的に自分が欲しいものだけを相手にのぞむという行為は、

余計に協力を得にくくする。

そのために、

自分が与えてもらいたいと思っているものを相手から引き出すためには、

その相手に、

同等の価値ある与えられるものを差し出さなければならない。

最悪、直ぐにではなくとも、

近い将来、与えられることが十分に可能な、

想像できるものが必要。

そして、それを相手に提案ができる準備をしておく。

 

(7)

「ストーリーを作る」。

「自分が欲しいものは○○です。

それによって、あなたが得られるものは○○です。

あなたが、それを手に入れることができたら、

こんなにいいことが起こります。

私もあなたのおかげで、

こんな成果を手に入れることができます」

と「十分にメリットがあるのだ」ということを理解してもらう。

そして、その成果が、

お互いにメリットがあるということだけではなく、

「その成果を出すことができたら、

向こう側にいる、こんな人やこんな組織の役に立つことができる」

「自分たち以外の社会の役に立てる(社会的意義)」

という貢献を示す。

 

来週らか「本音の引き出し方」をお伝えします。