『理念経営』の目的・意味・意義・重要性

■企業理念とは、

企業のあるべき理想の姿を示したもの。

存在意義・存在目的を示したものである。

企業理念は、企業にとっての軸（背骨）、

ルール（規則）は企業の枠組み。

企業理念は、最高意思決定基準。　

その企業にとって

「正しいこと」「正しくないこと」

が何なのかという価値観の形成につながるもの。

「どんな会社（あり方）を目指しているのか？」

を示したものが企業理念。

その理念を追求するためにどのような集団を作るかが大切。

 

■「理念経営」がもたらす効果

・経営が意思決定で迷わない、上司が部下の指導で迷わない。

・従業員が自律的に行動し、生き生きと働く(自創、自走）

・社内の意思が一つになり、とてつもない力を発揮する

（成長期にも、危機にも強い組織となる）

・顧客や社会に理解され支持される。

（お客様が増えてブランド化する）

・結果『全員が生き生きと働き、成長期にも危機にも強い、永続する会社』になれる。

・優先順位の高いことに、いかに多くの時間を掛けられるかという

「タイムマネジメント」「選択と集中」という効果がはたらく

・社員が何のためにここで働いているのかがわかる

・ステークホルダー

（社員、お客様、取引先、株主など利害関係者）が、

この会社がどうなっていくのか、

何を成し遂げようとしているのかがわかる。

 

■最高に強い組織を作るために

「思い」の共有こそが強い組織をつくる（能力は別）。

誤解を恐れずに言えば、

人が辞めない会社をつくるには、人が辞めることを恐れてはいけない。

「この会社、このボスの夢を叶えると自分の夢も叶う」

という人々の集団と

「この会社にいても、自分の夢は叶わない」

と思っている人々の集団と、どっちが強い組織になるか？

理念が明確だからこそ人は同じ方向に向かって仕事ができる。

なぜなら、理念は会社にとって最高意思決定基準だから。

企業は新しい事業を起こすときや、

新しい物を作るとき、新しくＭ＆Ａする時など、

「それをやることが理念を追求するのに必要なの？必要じゃないの？」

と言う問いかけにより決断する生物体である。

 

来週につづく・・・・

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