評価制度は、
組織力を発揮していくためには大変重要なファクター。
ところが、評価制度はあるが、
上手く機能していないという会社も結構あるのが現実。
そこで、ここでは、
評価制度導入を成功させるための6つのポイントを押さえる。
(1)
評価制度の内容を従業員にオープンにすること。
(2)
部下を持つ上司自らが、内容を理解して自分の言葉で部下に話せること。
(会社⇒社員=×、会社⇒上司⇒部下=◯)
(3)
評価制度に従業員の納得感があること。
(100%はない特に評価内容)
(4)
従業員の成果が「点」になってしまうことなく、
会社の理念と戦略と「線」でつながれていること。
(5)
評価制度の内容は、
各個人の身に降りかかってくることなので、
自分にとってマイナスと判断した従業員は
抵抗勢力となりえるが、
導入を決定したのであれば、
自信を持って徹底してやりぬく信念を持つこと。
(6)
導入に成功をしたらそれで成功ではなく、
現場の納得感が得られるよう、
常にメンテナンスを欠かさず、
より納得感の高いものにしていくこと。
一番のポイントは⑥だと考えている。
どんなに素晴らしい評価制度でも、
従業員が納得していなければ、
モチベーションが下がり、
業績に悪影響を及ぼす。
逆に、他社から見れば、
どんなにできの良くない評価制度でも、
それによってモチベーションが上がり、
従業員が頑張って自己の成長を実現し、
会社の業績が向上すればいいわけなので、
制度の良し悪しよりも「納得感」が必要。
来週へつづく・・・・。