■例)一言朝礼(終礼)による
改善・提案の仕組み化。
朝礼(終礼)で
ひとり1分位で構わないので、
前日にあった、自分以外の、
人、事、組織、会社に関して、
良かったこと一つ、
悪かったこと一つ、
その悪かったことについては、
「どうやったら良くなるか?」
という提案も添えて、
必ずひとり1つ発表する。
ただこれだけです。
■実施効果
・自分が言いたいことを
必ず伝えるという場が提供され、
縦横の意見の風通しが良くなる。
・良いことに対して
職場のみんなで承認をする
場が設けられている。
・見られているという緊張感と
喜びや善意、コンプライアンスの
徹底にも寄与する。
・良くないと思うことに対して、
「どうしたら良くなるか?」
ということを提案するため、
考えることが必要になり、
日々改善が生まれる。
・学習する組織に必要な
PDCAサイクルが回り、
目標に向かって日々改善が促される。
・ナレッジの共有が促される。
・自分以外の人や組織に対して
発言する必要があるので、
同僚や会社・組織に対して、
関心を強く寄せるようになる。
・各組織(店舗)で、
導入効果のあった提案を、
他の組織(店舗)にも
横展開していくことによって、
どんどん他組織の改善がされ、
業績が上がっていく。
■実施の注意点
・発表する際に
「分からない」
「特に今日はありません」
というのは一切受け付けない。
もし、それを受け入れてしまうと、
「今日はいいや」ということになって、
思考停止状態になり、
制度が根付かないので、
その効果が生み出しづらくなる。
・その代わり、
どんなくだらないことであってもいいので、
必ず1日1個/人、
賞賛と提案を繰り返すことにより、
組織全体に活気が出て、
改善がたくさん生まれ、
業績が上がっていく
「善循環」が生まれる。
来週へつづく・・・・